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落語の祖 安楽庵策伝
いろいろなことがもととなって生まれてきた落語ですが、桃山時代になってはっきりとした形を現します。
それが安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)です。
策伝は1554年の戦国中期に生まれ、出家した後は各地で布教活動をしてきた人です。
同時代の茶人古田織部とも交友があったらしく、安楽庵流の茶道も起こしています。
説教がじょうずで、面白おかしく特に話の最後にサゲをつけるのを特徴としました。
そして策伝は、それを「醒睡笑(せいすいしょう)」という本にまとめたのです。これは、修行僧のときから、聞いていて面白かったりおかしかったことメモしておいたものをまとめたものです。
「醒睡笑」には1000以上もの話が収められています。この中には「子ほめ」、「牛ほめ」、「無筆の犬」、「平林」などの現在に残る落語の原話があります。
江戸時代から多くの落語家が策伝を落語の祖と書き残していますが、自ら説教僧として実践したことを書きとめ記録に残した事で、落語の祖として認められるようになったのでしょう。
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